鉱物の定義・岩石との違いについて
概要
鉱物とは地質学的作用によって形成される、基本的には「天然に産出する無機質で一定の化学組成と結晶構造を有する固体物質」の事を指します。琥珀など一部を除き、人工結晶や活動中の生物に含まれるものは原則として排除されます。飲料水や食品などに溶存している無機質は鉱物質と呼ばれる事はありますが固体物質であるものとは区別されています。広義には石油や地下水などまで含み、動物、植物以外の自然物を指すこともあります。鉱物と岩石の違いについてですが、岩石は化学的に均質ではなく、破片の集合体とされています。例えば花崗岩(御影石)は岩石で、花崗岩に含まれる石英、長石、雲母などは鉱物に分類されます。また1種類からなる岩石というのも存在し、結晶質石灰岩(大理石)は複数の方解石結晶の集合体なので岩石となります。つまり生物体をこれに当てはめると、生物体の細胞が鉱物であるといった関係性があります。このような関係性も含め価値の高いものや稀少性があり美しいものなど、様々なものがあります。また化学組成が同じであるものでも結晶構造が異なれば違う鉱物となり、この関係を多形と呼びます。例としては石墨とダイヤモンドの化学組成は共に純粋な炭素ですが、結晶構造が異なるため別種の鉱物となります。また、結晶構造が同じでも化学組成が違う場合は違う鉱物とされ、この関係は同形と呼びます。
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