鉱物の定義・岩石との違いについて
概要
鉛の最も重要な鉱石鉱物である方鉛鉱は、鉛と硫黄からなる硫化鉱物で、閃亜鉛鉱、黄鉄鉱、黄銅鉱などと伴って産出し、ほとんど場合1%未満の銀を含み、回収される事でも知られています。銀含有量が多いものは特に含銀方鉛鉱と呼ばれています。金、アンチモン、テルル、ビスマス、などを微量ながら含む事が多いです。「鉱石ラジオ」として最初に検波に利用された鉱石でもあり、地質学者やコレクターにとってもポピュラーな鉱物のひとつです。すぐに表面が酸化してくすんだ鉛特有の灰色になりますが、新鮮なものは光沢がよく、銀白色に見えます。完全な劈開を持ち、割るとサイコロのように立方体の形に割れる結晶は立方体を示すことが多いのも特徴です。条痕色も外観と同じ鉛灰色を呈することで、閃亜鉛鉱と区別されます。海外ではアメリカ、オーストラリア、ボリビアなどの生産量が多く、日本国内でも産出する鉱山は沢山ありますが、神岡鉱山、豊羽鉱山、花岡鉱山、小坂鉱山など、現在はいずれも閉山しています。
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