鉱物の定義・岩石との違いについて
概要
鉱物

 硫砒鉄鉱(Arsenopyrite)は46%のヒ素含有量で、雄黄と共に砒素の主要な鉱石です。加熱されると、磁気になって、毒ガス亜ヒ酸を発するという性質を持ちます。宮崎県高千穂町土呂久の鉱毒事件で知名度が上がりました。単斜晶システムで結晶して、しばしばプリズムのような水晶か円柱状の書式を見せています。土の中にいるうちは不透明ですが、採掘された途端に大気と反応し、ゆるやかに酸化していきます。表面に有害なヒ素化合物が付着している可能性があるため、素手で触れた場合にはよく洗浄してから食べ物を触るようにしなくてはいけません。花火の材料やガラスのつや消し、緑色顔料、弾丸用の合金、農薬、殺虫剤などとして用いられます。ペグマタイトの中と高温熱水静脈、接触変成か鉱床生成の領域で発見することができます。主な産地はポルトガルや大分県の豊後大野市緒方町にあった尾平鉱山などです。グループにはグローコドート鉱やルアラサイトなどがあります。

関連リンク
コンテンツ