鉱物の定義・岩石との違いについて
概要
閃亜鉛鉱は一部のものを除き、亜鉛鉱石として産出する鉱石鉱物のほとんどを占めています。副成分には鉄、マンガン、銀、カドミウム、ガリウム、インジウム、ゲルマニウム、ニッケル、コバルトなどを含んでいます。純粋なものは白~黄色透明ですが、天然物は不純物として含まれる鉄のため濃赤~黒色不透明が多く、鉄の含有率が高いものは鉄閃亜鉛鉱とも呼ばれます。化学組成は「ZnS」で等軸晶系。オーストラリア、アメリカなどが主産地で、スペイン、メキシコ、中国でも産出されるほか、日本国内でも神岡鉱山、小坂鉱山、花岡鉱山など全国各地で採掘されています。また名物品として宝石にカットされるほど綺麗なサンタンデル産、ルビージャックと呼ばれるテネシー州のエルムウッド産などがあります。また北海道の豊羽鉱山産閃亜鉛鉱は、インジウム含有量が非常に高いことで有名であり、世界一のインジウム生産量を誇っていました。
関連リンク