鉱物の定義・岩石との違いについて
概要
鉱物

 1784年にハンガリーの科学者・鉱物学者であるフランツ=ヨーゼフ・ミュラー・フォン・ライヒェンシュタイン(ライヘンシュタイン男爵)が、トルコのアラバンダ地方で最初に発見したことに由来し、英名では「Alabandite(アラバンダイト)」と表記される閃マンガン鉱は、通常マンガン鉱山で産出されるマンガンの硫化鉱物です。硫マンガン鉱、アラバンド鉱とも呼ばれます。化学組成は「MnS」で等軸晶系。八面体、立方体または塊状で産出され、{001}に完全なへき開があります。比重は4でモース硬度は3.5です。特徴としては酸化されやすいため、しばらく放置しておくとすぐに光沢を失い、二酸化マンガンのくすんだ褐色となります。粉末にするとまるでニンニクのような悪臭がします。色は亜金属光沢があり、黒から鉄黒色で、条痕は暗緑色です。日本国内の産出地としては北海道の稲倉石鉱山や群馬県の萩平鉱山のものが有名です。

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