鉱物の定義・岩石との違いについて
概要
鉱物のグループである長石は、アルカリ金属などを主成分とする三次元構造のテクトケイ酸塩の中の一種です。地殻中に最も多く存在する造岩鉱物で、逆に含まない岩石の方が珍しいとされています。主に火成岩や変成岩に含まれる「正長石」、青色の閃光を放つものはムーンストーンという宝石になる「サニディン」、変成岩に多い「マイクロクリン」、Naが多い「アノーソクレース」などを含むアルカリ長石と、ソーダ長石とも呼ばれる「アルバイト」、赤色のサンストーンなどに代表される「アノーサイト」を含む斜長石、そしてセルシアンや重土長石を含むバリウム長石に分類されます。用途としては熱ルミネッセンス年代測定と光、地球科学、考古学の年代測定に使用され、アメリカでは家庭用クリーナーの研磨剤成分として知られています。なお二酸化ケイ素に乏しいマグマ中では、塩酸などの強酸に入れると白濁する霞石などが生成されます。
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